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zoom RSS 山崎豊子 森繁久弥 『 暖簾 』

<<   作成日時 : 2009/10/13 11:28   >>

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暖簾(1958/日)      日本映画専門チャンネルで視聴

製作 滝村和男
監督 川島雄三
脚本 八住利雄 / 川島雄三
原作 山崎豊子 / 菊田一夫
撮影 岡崎宏三
美術 小島基司
音楽 真鍋理一郎
衣装 上野芳生 / 内藤新
出演 森繁久彌 / 山田五十鈴 / 乙羽信子 / 中村メイコ / 浪花千栄子 / 中村鴈治郎 / 扇千景 / 環三千世 / 万代峯子 / 汐風章子 / 夏目俊二 / 山茶花究


昆布屋の主人鴈次郎は偶然に道で出会った小僧に雇ってくれとせがまれて家に連れて行く。
厳しい丁稚の修行。をさらりと描く。
大人になった小僧(森繁久弥)はまじめによく働く。
暖簾分けしてもらって一軒の店を持つに至る。
ついでに長い間鴈次郎の店で奉公していた山田五十鈴を嫁にする。
同じ奉公人の乙羽信子が好きだったが、暖簾分けしてもらった手前なにも言えずに結婚する。
そして
山田五十鈴と二人三脚の奮闘が始まる。

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第二次大戦をはさんでの時代進行。昆布屋奮闘記。
大阪商人の、そして夫として父としての、
森繁の悲喜こもごもを手早く手堅く見せていきます。

スト―リ―はありきたり。
今となってはどこにも新味はありません。
幕間にお弁当食べるような芝居のスト―リ―です。

しかし

演出、構図、俳優、すべてがツボにはまっています。

森繁と山田の、一々細かく描かないが、
どこか深いところで信頼が築かれていくのがわかります。
古き良き日本の夫婦という感じです。

彼らを軸にして物語は進んでいきます。
大きな出来事もこれといってありませんが、
最初から最後まで退屈しません。

骨太。
正真正銘のホンモノ感に溢れています。
ホ―ムドラマの真骨頂でしょうか。

形を真似て作りました。という感じが皆無の、
本家本元ですね。

ケチをつけるとしたら
ちょっと駆け足で進むことでしょうか。
きびきびしていいんですけど…
普通にやれば三時間かな。

後半、森繁が主人公の息子役も兼ねます。
これもまた見事でした。
違和感は少しありますが、
あまりに巧いのでそう感じさせません。
名演技です。

ほかに中村鴈次郎、森繁久弥、山田五十鈴、乙羽信子、浪花千栄子、
という豪華俳優陣の演技合戦も見物。
乙羽の娘役でちょっとだけ出てくる扇千景。超かわいいです。
(似た人いたら紹介してください。結婚申し込みます^^;)

ホ―ムドラマというのは本当はこういうものだ。
と教えられた気がします。

やたらほのぼのしてたり、やたら暗かったり。やたらジメジメしてたりの、
視聴者の受けだけを狙ったものとは雲泥の差です。

あっ、そうそう。中村メイコ初めてみました。
子役ではなく娘役でした。
しかし
子役が大人の役者を喰うときの感じが味わえます。
ひとりまとっている空気が違います。
これも見物かも。

すべてを含めて、
いいもん観たな― という思いでいっぱいです。

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